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ラーデベルガー

  • 極私的評価
3.7

アロマは枯れ草や牧草、少し若い草の香りもある。

味わいは非常にクリアで、スッキリした後味のあとに苦味の余韻が心地良い。

苦味の指標となるIBUが33もある。ピルスナーとIPAの間くらいの数値。

ドイツのピルスナーは水質の影響で北に行けば行くほど苦くなる。ラーデベルガーが造られているのはザクセン州ドレスデン。緯度はドイツの真ん中あたりで、東の端っこらへんにある。ベルリンの下。

チェコのピルゼンと直線距離で200キロほどしかない。そんな地理関係もあったのだと思うが、ドイツで最初に造られたピルスナーだそうだ。

この味はドレスデンの水でしか作れないのだろう。創業から同じ工場でピルスナーだけを作り続けている。

麦の味わいは皆無だが、ホップが良く効いていて香りも苦味も強いのでセッションIPAとか好きな人にはおすすめ。

普段日本のピルスナーを飲んでる人にもおすすめ出来るし、日本食にも合わせやすいと思う。

タレの焼き鳥とかと合わせると、タレの甘さをラーデベルガーの苦味が流してくれそう。

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