
2021年1月13日
ブリュードッグ クロックワークス タンジェリン
ブリュードッグのセッションIPA。タンジェリンオレンジのジュ...
美味いエールはやはりバランスに尽きる。
アロマはドライフルーツやチョコレート。ホップは感じない。
口に含むと柔らかく豊潤なモルトの香りが口いっぱいに広がっていく。
アルコールは7.2%で高めだがそれをあまり感じさせない。とにかくバランスが取れており、尖りが無く、複雑な香味を楽しめる。
少しだけウィスキーのようなドライさも持ちつつ、しつこくないモルトの甘さが全体をまとめている。
甘さが強くないので、ミドル寄りのフルボディといったところ。
食事に合わせるかデザートに合わせるか悩むところ。
とりあえずチーズは悪くない。
ビールそのものは明らかに食事の前半よりは後半かその後に向いているので、やはり合わせるのはデザートか。
チョコレートケーキも悪くないと思うが、カタラーナなんか良さそうだけどどうだろう。
優れたビールはバランスに優れていると再認識させてくれた1本。美味い。